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雨空の昴星 第12話『昴の子』 「うぅぅぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああッッッッッッッッ!!!!!!」 燃え滾るように赤く光る初の両眼。その輝きが増す度に、地面から炎の柱が次々と噴き出し、汚染されきった森中を焼き尽くしていく。 「初ちゃん!!うぅっ、熱い.....!」 「あいつ、やべえぞ!暴走してやがる!!」 美奈の言う通り、初はユーマの死の哀しみとアトラへの怒りで暴走していた。今まで自身の力を恐れ、出来るだけ制御してきた初だが、あの悪魔の科学者にはそんな遠慮なんか必要ない、そう判断したのだ。 「警告!!それ以上力を使えば、貴女の命も危ない!!」 「五月蝿い!!!!!!私に指図するなぁッ!!!!!!!!!」 初はそう叫ぶと、高速でアトラに接近し炎を纏った拳を振り翳した。 「だぁああぁあぁああああッッッッ!!!!!」 「フンッ!!」 アトラは、その拳を片手で受け止める。だが、そのあまりの高熱に一瞬で指先が溶け出した。 「ぐゥッ!?」 「オラァアアアアッッ!!!!」 相手が怯んだ隙を突き、初は空中で体勢を変え強烈なキックを叩き込む。アトラは大きく吹き飛び、近くの岩壁に叩きつけられた。 「ぐぉッ!!....成る程、面白い......!やはりワシの目に狂いは無かったようだな!!」 「黙れ........!!!ぶっ殺してやる!!!!!」 初の両眼が更に赤くなる。呼吸する度に、湯気のように曇った吐息が初の口から漏れ出していく。 「ヤバイて初ちゃん!!杏ちゃん、これどないすれば良えの!?」 「謝罪.....私にも分かりません、これはもう手の付けようがない.......!」 「そんな!このままじゃ初ちゃんが!!」 「クソッ!!おい初、もうやめろ!!聞こえねえのか!?」 「無駄だガキ共、此奴は既に化け物同然だ!お前達の声等、届く訳がない!」 アトラは戦いで傷付きながらも、嬉々とした表情を浮かべ嗤い声をあげた。 「このクソジジイ.....!!何でそんなに嬉しそうなんだよ!!」 「これ程の力があれば、ワシの計画に必要な七人の符号所有者の一人に相応しいからだ!!」 「....質問、貴様が先程言っていた『昴の子計画』....その実行に必要な七人の子どもというのは、符号所有者の事だったんだな。」 「その通りだ。此奴の持つ《言刃》は数ある女児符号の中でも極めて強力かつ危険な力だからな。肝心の符号所有者が臆病なせいで、その真価を発揮する機会はあまり無かったが......」 「あ゛ぁ゛あああああッッッッ!!!!!」 背後から飛びかかってきた初を往なしながら、アトラはニヤリと不気味な笑みを浮かべた。 「今の此奴は、あの時と同じ......怒りに任せて《言刃》の力のままに動く化け物だ!!」 「あの時.....?あの時って何だよ!?」 「フッ、お前達は知る筈もないか。良いだろう、教えてやる......此奴はかつて、自分の女児符号で人間を殺しているのだ。」 「なっ!?」 「嘘やろ!?」 「本当だ。一年前、ワシの部下.....『PleiaDeath』の研究者達が此奴を捕らえようとした時、此奴は怒りに身を任せて《言刃》を使い、彼らを殺害した。」 「..........嘘だ........初がそんなことするわけねえだろ!!だぁあああああああッ!!」 美奈は叫び、符号で作り出した剣でアトラに斬りかかった。しかし。 「邪魔だァッッ!!!!」 それを遮ったのは、他でもない初だった。《言刃》で生み出された突風が、美奈の身体を吹き飛ばした。 「うわっ!!何すんだよ初!?」 「こいつは私が殺す......!!余計な手を出すな!!!」 「はぁ!?何言ってんねんこんな時に!困った時は助け合いやろ!!」 「邪魔するなって言ってんだよ!!!!!!」 初が叫ぶと、何処からともなく鎖が伸びてきて旭達の身体を拘束した。 「ぐ....っ!?初ちゃん、何で.....!?」 「クハハハハハハハ!!だから言っただろう、此奴は怒りで我を忘れ、敵味方問わず攻撃する化け物と成り果てたのだ!!」 「そんな......何でだよ初...........ッ!!」 美奈の叫びは、涙声に変わっていた。対する初は、身動きを封じられた美奈達には目もくれず、再びアトラに襲いかかる。 「今度こそぶっ飛ばす!!!」 「来い、一人目の符号所有者よ!!ワシの計画を完成させる為の人柱となるが良い!!」 ........................................ ..................... 「初ちゃん達、大丈夫かな........」 一方、青空小では、万が一の為に学校で留守番していた初のクラスメイト達が不安の表情を浮かべていた。 「や、やっぱり、わたし達も助けに行った方が.....群鮫ちゃんも助太刀に出て行ったきり帰ってこないし.....」 「待ちなって、今行くのはマズい。」 「月那ちゃん....!でもっ、皆で行けば勝てるかもしれないじゃん!」 「丸菜ちゃんの気持ちも分かるけど、私達全員で立ち向かって下手なことするわけにもいかない。最悪全滅ってパターンもあり得なくないよ。」 「そうそう。相手の力量も分かんないってのに、脳死で突っ込むのはバカのやることだよ。」 月那に続き、古代 ナオもぶっきらぼうにそう言い捨てる。 「ナオちゃんまで.....」 「ちょ、ちょっと言い方にトゲがあるよナオちゃん!要するに、作戦が大事ってことでしょ?」 それを必死にフォローするのは、ナオの親友、天降 号姫だった。号姫に諭され、ナオは渋々押し黙る。 「.............」 クラス内が騒つく中、たった一人、玲亜だけは黙々と何か考え込んでいた。 (何だろう......この胸騒ぎ........凄く嫌な予感がする...........) 胸元でぎゅっと拳を握り固める玲亜。このクラスに居る生徒達の中で、今一番現場に駆けつけたいと考えていたのは、実は玲亜だった。 (初ちゃん........皆.......大丈夫.......?無理してない.........?出来ることなら、私もそっちに.....) だが、月那やナオの言う通り、今初達が戦っている相手の実力を知る術はない。駆けつけたところで自分の力が役に立つのか、足手纏いにならないか.....そう考えると、なかなか動き出せずにいた。 (どうすれば........こんな時、もしみっちゃんと私の立場が逆なら.......あいつはどうしてたかな.........) 「なーに考えてんの?」 考え込む玲亜の背後から、突然誰かが声をかけてきた。 「わっ!?....って、あなたは.....!」 「やっほー。星見小学校の五年生兼青空小の五年生、光星 つなぐだよ。」 夜空の色にも似た、青味がかった黒髪のショートヘアに、尾を引いて堕ちる流れ星のような黄色のメッシュ。首には宝石のネックレスを着けた少女、光星 つなぐが玲亜の背後に立っていた。 「つなぐちゃん、どうして此処に?」 「最近変な連中が此処らで暴れてるって噂が星見小にも流れてきてね、私も一応青空小の生徒だから無関係じゃないなーって。」 「一応って.....随分呑気だな。」 「あっはは、大丈夫だよ月那ちゃん、そんないい加減な気持ちじゃないって。で、今どういう状況なの?」 「実は.......」 玲亜は、つなぐに今までのことを話した。勿論、初や旭達が戦いに行っていることも。 「ふーむ、その初ちゃんって子がまだ帰ってきてないところを見る限り.....戦いはまだ続いてそうだね。」 「やっぱり.....助けに行った方が良いよね?」 「そうだね、でも全員で行くわけにもいかないかな。これだけの人数で動けば目立って仕方ないでしょ?組織の連中が何処で見てるか分かんないしね。」 「じゃあどうするの?」 「私が、皆の力をちょっとずつ借りて一人で戦う。私の流星符号.....ああ、こっちでは女児符号だっけ。その能力を使えば、私一人で皆と同じように戦えるからさ。」 「な、何かよく分かんないけど.....とにかく、わたし達の分までつなぐちゃんが戦いに行ってくれるってこと?」 「そ、これなら効率的でしょ?」 「でも、やっぱり任せっきりも悪い気が.....」 「大丈夫大丈夫〜、私こう見えても巻き込まれる側になることが多いしさ。こういうのは慣れっこだよ。じゃ、そういうことでちょっと行ってくるわ。」 「待って!」 教室を出て行こうとするつなぐを、玲亜が呼び止めた。 「どしたの?」 「......私も行く。」 「玲亜ちゃん!?」 「おいおい、こういう時いつも一番冷静な玲亜が珍しいな?」 「..........ごめん、今日だけは私のわがままを通させて。じゃないと.....絶対後悔することになりそうな気がする。」 「.....さっき考え事してたのは、そういうことだったんだね。私のお陰で吹っ切れた?」 「分からない.....でも、此処で動くか動かないか選べって言われたら、私は迷わず動く。胸の中で渦巻くこの嫌な予感の正体を、どうしても知りたいから........」 「なるほど、分かったよ。これは止めても聞かないパターンだ、目を見りゃ分かる。」 「行こう、つなぐちゃん。もう時間がない。」 「はいはい、急かさなくても大丈夫だよ。じゃ、今度こそ行ってくるね。」 玲亜とつなぐは、クラスメイトの声援を背に受け、初達が戦う戦場へと向かった。 ................................ ................ 「ハァー..........ハァー....................」 獣のように荒い呼吸を繰り返す初。その身体は、符号の乱用により既に限界間近まで来ていた。 「初!!もうやめろ!!死んだら二度とアタシ達と遊べなくなるんだぞ!!」 「初ちゃん!!お願い、目を覚まして!!」 美奈と旭は、身体を拘束されても尚、必死で初に呼びかけていた。が、暴走している初の耳には届く筈もなく、その叫びは虚しく消えていくだけだった。 「.....流石に、煽りすぎたか......ワシとしても此処で奴に死なれるのはマズい。」 アトラはそう呟くと、白衣のポケットからカプセルのようなものを取り出した。 「そ、それは.....!」 「女児符号を抜き取り、固形化出来るカプセルだ。今まで実験台にしてきた奴らで試した時には、符号を抜き取った瞬間被験体がショックに耐え切れず死んでしまったが......この際奴の身体はどうでも良い、《言刃》さえ抜き取れればな!」 「良いわけねえだろ!!初は死なせねえ、絶対にな!!」 「馬鹿が、此奴は殺人を犯したんだぞ?幾ら大事なお友達だろうと、人殺しをするような奴を救おうと思えるお前達の方が相当狂っていると思うがな?」 「そんなの関係ない!!初ちゃんは初ちゃんだ、あたし達の大切な友達なんだよ!!」 「だいたい、初ちゃんがそうせざるをえーへんかったのは自分らのせいやろが!!」 「.....音羽さんは.......自分の身を守ろうとしただけ......貴方達が居なければ、音羽さんが辛い思いをすることもなかった....!」 「決断.......やはり貴様らは、この世で最も存在価値のない集団だ!貴様らの存在も、貴様らのせいで繰り返されてきた負の連鎖も.....この私が《断絶》する!!」 「.............ッ」 五人の言葉に、今まで振り向きもしなかった初の顔にも思わず動揺の色が浮かぶ。 「......やれやれ、此処まで来てお友達同士の馴れ合いか。全く見苦しいものだなァ!!」 額に血管の筋を走らせ、アトラがそう叫ぶと、周りから異形化した怪物達の生き残りが集まってきた。 「!!」 「戯言の続きは地獄で言え、ガキ共!!」 アトラがバッと手を翳すと、怪物達は旭達を狙い迫ってきた。 「やべえっ、このままじゃ.....!」 「うわぁああああ!!」 狼に似た怪物が、旭の喉笛を噛み千切ろうと口を開けた、次の瞬間。 「死ねぇえええッッッ!!!!!!」 初の絶叫と共に、狼は旭の目の前で肉塊と化した。それとほぼ同時に、無数に沸いて出てきた怪物達も次々と身体を破裂させていく。 「初ちゃん......!」 「お前、助けてくれたのか.....!?」 美奈の質問には答えず、拘束も解かないまま、初は再びアトラに立ち向かっていく。 「余計な邪魔入れんじゃねえよクソがッ!!」 「チッ、まだ奴らを助ける程の理性は残っていたか.....それに、あの化け物達にだけ《言刃》が効いている。あの時に比べ、上手く力を使いこなしているようだな。」 初の攻撃を躱しつつ、そんな考察をする程の余裕がまだアトラには残っていた。 「ハァァアアアアアア.....ッ!!!!!」 ゆっくりと振り上げた片手に、炎のエネルギーを集中させる初。炎は徐々に激しさを増し、やがて初の身体よりも大きな火球へと変化した。 「危険.....!!そんな高火力の攻撃を放てば、今度こそ貴女は........!!」 杏の叫びは、燃え盛る炎の轟音に掻き消され、初の耳には届かなかった。 「音羽 初!!その攻撃を発動して、それでも生きていられたなら......この場は一度撤退してやっても良いぞ!」 「否定!その攻撃の反動に耐えられる可能性は、ほぼゼロと言っても良い!!」 「っ!!おい、よせ初!!あいつの挑発に乗るな!!」 「初ちゃん!!駄目ええええええええええっっ!!!!」 「ハァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」 限界にまで膨張した炎は、初の力でも維持出来ず.......とうとう、アトラ目掛けて放たれてしまった。 「なーんて、させると思った?」 放たれた筈の炎が、空中に留まっている。いや、厳密には微妙に動いてはいるものの、まるでコマ撮り写真のようにスローモーションで動いている。 「えっ.....!?これって、九ちゃんの女児符号《静動 -ストップ•モーション-》?」 「はい消火っと。」 上空から一瞬だけ雨が降り注ぎ、火球はあっという間に鎮火した。旭の友達、雨宮 五月の女児符号《五月雨》だ。 「さーらーに、ほいっ!」 今度は、初の足元から小さな光のドームが展開し始めた。ドームが初を覆った瞬間、傷を負っていた初の身体がゆっくりと回復していく。 「この力は.....玲亜の《慈愛空間》か?」 「半分当たり、でも玲亜ちゃんが使ってるわけじゃないよ。」 初の頭上から、光と共に二人の少女が降りてきた。一人は、夜空色の髪をした星見小の生徒、光星 つなぐだ。 「つなぐちゃん!」 「やほー、間に合って良かった。便利だね〜、初ちゃんの《言羽》。途中まで走らなくても最初っからこれで瞬間移動すれば良かったわ。」 「皆、大丈夫!?」 つなぐの背後から、もう一人の少女も現れる。 「玲亜!?おまっ、留守番してるんじゃなかったのかよ!」 「ごめん、やっぱり耐えきれなくて.....初ちゃんは?無事?」 「何とかね、あと一秒遅れてたらヤバかった。」 つなぐが発動した慈愛空間の中で、初は身動きを制限されていた。 「初ちゃん!皆も待ってて、今助けるから!《女児符号・慈愛空間》!」 今度こそ、玲亜本人の慈愛空間が発動する。光のドームは初だけでなく、旭達をも覆い尽くした。 「よし、皆ちょっと動かないでねー。鎖よ斬れろ、っと。」 つなぐはその間に、旭達を縛っている鎖を《言刃》で切断した。 「おおっ、助かったぁ!おおきに!」 「いえいえー、皆無事そうで何よりだよ。」 慈愛空間の効果で脱力していく初を、玲亜はしっかりと抱き留めた。 「もう、また無茶して........心配させないでよ、ばか.........っ」 「..........ぁ.............玲亜.......私、何して.........」 初は正気に戻っていた。あの火球を放った時の反動も、咄嗟に張られた慈愛空間のお陰で最小限に済んだようだ。 「良かった....初ちゃん、さっきまで暴走してたんだよ?」 「ったく.....一時はどうなるかと思ったんだぜ?何言っても届かないしよ。」 「.......私が..........暴走...............?」 「肯定。しかし、お二人のお陰でどうにか暴走は抑えられたようです。感謝します。」 「良いよ、気にしないで。あとは....あいつをどうにかするだけだね。」 慈愛空間が消えると、つなぐはアトラと対峙した。 「何者だ、貴様.....何故他の者が持つ女児符号を使える?」 「《流星符号・ともだちの星》.....私が知ってる人が持つ女児符号なら、何でも自由に呼び出して使える能力だよ。効果はオリジナルより劣化するけど、ある程度まともには使えるから大丈夫。」 「何だと...........!?貴様、まさかワシが求める『昴の子 -プレアデスチャイルド-』なのか!?」 アトラはつなぐの言葉に今まで見せたこともないような反応を示した。 「は?何それ?まーどうでも良いや、とにかくあんたがワルモノってことは分かってるんだし.....ここでやっつけさせて貰うよ。」 つなぐがニッと笑みを浮かべると、周りに星のように煌く光が現れた。 「じゃー手始めに.....これ。」 その中でも一際輝く星につなぐが触れると、彼女の手に一振りの剣が握られた。 「あいつ、アタシの《完全武装》を!」 「ちょっと借りるよ、みっちゃんの力。はぁっ!」 つなぐは地面を蹴り、空中に飛び上がる。そして、アトラ目掛けて勢いよく剣を振り下ろした。 「チッ!!」 アトラは忌々しげに舌打ちし、その斬撃を躱す。しかし、つなぐは間髪入れずにもう一振りの剣を生み出し、アトラの腹を貫いた。 「ぐオォオオオッ!?」 「うん、良い切れ味。」 「刺しただけじゃねーか......」 「まぁまぁ。次は〜......これかな。」 つなぐが別の星に触れると、今度は紫色のミサイルが幾つも空中に生み出された。 「丸菜ちゃんの《純真の創造》だ!」 「全弾発射!」 バッ、とつなぐが手を翳すと、ミサイルはアトラに狙いを定め次々と命中していった。 「クッ....!馬鹿な、これでもオリジナルの符号所有者よりも力が半減されているというのか!?」 「ふふん、こういうのは結局気合の入れようだって。今の私は気合十分、まだまだ行くよ!」 「ま、マズい.....ッ、想定外だ....!こうなったら!」 アトラはつなぐの攻撃を躱しきると、動けない初の元へと接近した。 「やばっ!」 「せめて、此奴の力だけでも戴いていくぞ!」 先程、旭達に見せた女児符号を抜き取る特殊なカプセルを、アトラは初の身体に押し付けた。 「ぐッ!?うぁッ、ああああああああッ!?」 もがき苦しむ初。同時に、初の身体から《言刃》のエネルギーが溢れ出し、アトラが持つカプセルに吸収されていく。 「ハハハハハ......!フンッ!!」 《言刃》をカプセルに封じ込めたアトラは、初を突き飛ばすと再び身を翻して距離を取った。 「まずは一つ、女児符号《言刃》を戴いた!光星 つなぐと言ったな、お前の力もいずれ奪う.....首を洗って待っていろ!」 アトラはそう言って、ふと背後に目を向ける。そこには、悠弦に人工思考回路を抜かれて機能を停止したカレンが横たわっていた。 「.....お前にはまだ利用価値がある、今度こそワシの道具として役に立って貰うからな。」 カレンを抱き抱え、アトラは《言刃》を封じたカプセルを掲げて叫ぶ。 「移動せよ!」 すると、アトラとカレンの姿は一瞬でその場から消えた。 「.....あちゃー、逃したか。しかも初ちゃんの女児符号が抜かれるなんて.....本人が符号を使えなくなると、私も使えなくなっちゃうのが《友達の星》の弱点なんだよね。」 やれやれ、といった表情で、つなぐは首を横に振った。 「でも、ひとまず嵐は去ったね......」 「ああ....とりあえず、ってとこだな。」 「...........」 初は項垂れながら、よろよろと立ち上がった。 「初ちゃん.......?」 「.......皆...........ごめん..................私、皆に物凄く迷惑かけた............つなぐが来てくれなかったら、今頃......どうなってたか......」 意識が正気に戻るにつれ、初は暴走していた時の記憶が少しずつ蘇ってきていた。同時に、アトラが自分の過去を旭達に暴露していたことも、断片的ながら思い出していた。 「.............ラボに連れてこられた時......目が覚める前に見た悪夢の通りだ.........私はやっぱり化け物だ........人殺しの化け物なんだ.......!!」 初は髪を掻き乱し、苦しげな声で叫んだ。すかさず杏がそれを落ち着けるよう、ゆっくりと背中を摩る。 「......否定、貴女はそんな人間ではありません、落ち着いて下さい。....精神的に相当ダメージを受けているようです、少し休養を取った方が良いと思われます。」 「せや、しんどい時は寝るのが一番やって!後のことはウチらに任せて、初ちゃんはゆっくり休んで?な?」 「私が家まで連れて帰る、皆は先に戻ってて。」 「了解。私も、一度この件を本部に報告しなければなりません。それに、ユーマ....彼が死守した音羽 悠弦の脳髄も、手遅れになる前にどうにかしなければ。」 「ありがとう杏ちゃん、凄く助かったよ!その...これからも、頼りにさせて貰って良いかな.....?」 「.....勿論、皆さんの力になれることは、私にとってもこの上ない光栄です。また何かあれば駆けつけますが、一先ずはこれにて失礼します。」 杏は軽く頭を下げ、マフラーをなびかせながら飛び去っていった。 「.....行こう、初ちゃん。」 「................うん.......」 「頼んだぜ玲亜。アタシ達も一旦学校に戻ろう、皆に心配かけちまってるしな。」 初と玲亜、旭達四人もその場で解散し、アトラとの激しい戦いは一度幕を下ろした。 ............................ ............................................ P.D.ラボから遠く離れた、とある研究所。その外観はP.D.ラボよりも陰気臭く、周りには生物の気配すら感じられない。 その研究所内の一室、アトラは自分の研究室に戻り、先程の戦いで傷ついた身体の部位を自ら修理していた。 「驚いたな.....まさか、ワシの求めていた力を持つ者が既に存在したとは.......だが、それを逆手に取れば、『昴の子』はより完全体に近づく........!嬉しい誤算とはこの事か!!」 アトラは初から奪った《言刃》のカプセルが嵌め込まれた板のような物を掲げながら、ニヤリとほくそ笑む。 「他の無能な科学者等必要なかったな。この世に天才は一人で良い.....このワシ一人で十分だ!!クハハハハハハハハハ!!ハァーーーッハッハッハハハハハハハハ!!!」 ひとしきり笑い飛ばすと、アトラは研究室の最奥にある巨大なカプセルに目を向けた。その中には、悠弦が造ったアンドロイド、カレンが眠っている。 「『昴の子計画』.......いよいよ最終段階だ。お前には存分に活躍して貰うぞ.......ククク......」 “『昴の子』誕生までに” “必要な《符号 -チカラ-》は、あと六つ” 続く
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8. それは、ひとつのありようで 校門の前に、みんなで集合する。 食料や電池を探すために結界の外に出る事は今までにもあったけれど、ここ最近は自給自足がほぼできていたので、外に出るのは久しぶりだ。 ここを出てしまえば、たぶん二度と学園には戻れない。 もしも、世界の形が歪まなければ。 わたし達はここをとっくに卒業して、それぞれ別の道を歩んでいたはずだ。 本音を言うなら、そっちの方が良かったに決まってる。 辛い戦いなんてなくて、誰も死なずに、 平和な世界で、楽しく過ごしたかった。 ───でも、だけど。 ここで暮らした4年間を、 否定はしたくなかった。 辛かったけど。苦しかったけど。 何もできなかったけど。怖かったけど。 それでも。 楽しかった。 みんなで支え合って暮らした、 学園でのサバイバル生活。 変な物を食べてお腹を壊したり、 涙が止まらなくて眠れなかったり、 神様を恨んで自棄になりかけたり、 色んな事があったけれど。 それでも、楽しかったんだ。 「卒業生、きりーつ!!!」 先頭に立っていたライジングちゃんが、 突然大きな声で叫んだ。 (え、アタシたち、もう立ってるけど) (ベシッ) 素で返すみっちゃんの頭を、 よみちゃんが無言ではたいている……。 「わたしたち!!青空学園生徒一同は!! 本日をもって、この青空学園を!! 卒業します!!!」 爽やかな風が、校庭を吹き抜ける。 空も、わたし達を祝福してくれている。 そう思いたくなるくらい、良い天気だ。 「これまでの!!4年間!! たくさんの事を教わりました!!! つらかったこと、苦しかったこと、 楽しかったこと、笑いあったこと、 全部全部、大切な思い出です!!!」 見送りに来てくれた神楽坂さんは、 いつも通りの優しい笑顔で、 ライジングちゃんの言葉を聞いている。 「わたしたちはこれからも!! ここで過ごした日々を、 絶対に忘れません!! 例え……わたし達が、消えてっ、 しまうと、してもっ……!!」 ぽろぽろと涙を零し、 ライジングちゃんが声を詰まらせる。 (頑張って、ライジングちゃんっ!) 猫丸ちゃんと2人で、小声で応援する。 「……世界を救うために!! 命をかけて戦うことを、ここに誓います!! 今まで本当に!!! ありがとうございました!!!!!!」 「「「ありがとうございました!!!」」」 バッ!!!と。 全員で神楽坂さんと、 青空学園に向けて頭を下げる。 わたし達を今まで守ってくれて、 ありがとう。 誰よりも優しく、見守ってくれて、 ありがとう。 ───さようなら、神楽坂さん。 神楽坂さんは、この学園から出る事ができない。詳しい事情は分からないけれど、 彼女は遥か昔、この地を永久に守る土地神になるという『在り方』を選んだのだという。 だからこそ、『絶対不可侵領域』という 強力な結界を使えるようになったのだと。 だから。 ここからは、わたし達だけの戦いだ。 もう、誰にも頼れない、最後の戦い。 巣立ちの時が、来たんだ。 「えぇ。行ってらっしゃい! 短い間だったけれど、みんなのお母さんみたいになれて、本当に幸せだったわ。 ………………ダメね、私。 最後くらい、泣かずに締めようと、思ってたのに…………うっ、く……うぅっ……」 神楽坂さんの紅い瞳から、涙が溢れ出す。 せめて笑顔は崩すまいと、必死に笑っている姿を見て、わたしは───。 「あっ、はもはもちゃん!?」 思わず、駆け出していた。 そして、神楽坂さんの 小さな身体を思いっきり抱きしめる。 「はもはもちゃん……!!」 「ありがとうっ、神楽坂さん……! わたし、頑張るよ。 ぜったい、世界を救ってみせるから! だから、心配しないで!……お母さん!」 「っ…………!!!」 恥ずかしいけど、思わず、言ってしまった。 だって、わたし達にとって、神楽坂さんは 間違いなく、本物のお母さんだから。 腕の中で、ふるふると身体を震わせる 神楽坂さん。 ……別れは辛いけど、このままじゃ ず─────っとこうしていたくなっちゃうから、そっと身体を離した。 「は"もはも"ち"ゃ…………」 いつかの、わたしみたいに。 神楽坂さんの顔は、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになっていた。 「ふふっ、お母さん。 そんな顔してたら、みんな心配で旅立てないよ。ね、笑って! ─────行ってきます!」 「う"んっ、うん"っ、 ─────行ってらっしゃい!」 …………………… ……………………………… ………………………………………… 瓦礫と化した街並みを、 隠れながら移動する。 全員で移動すれば目立ってしまうので、 4人ずつのチームに分かれることになった。 戦力もなるべく均等になるようにはしたけれど、もしも機人に遭遇してしまったら、周囲の機人も巻き込んだ戦闘になる可能性が高い。 その時にはすぐに対応できるように、チーム同士の連携も決めてある。 ……これも、のじゃ猫ちゃんが訓練で教えてくれた事だ。 学園の敷地を抜け、青空町へ入る。 予想はしていた事だけど、機人の数が尋常 じゃない。ここを見つからずに抜けて行くのは、まず不可能だろうな。 (ライジングちゃん、こちらはもはも。聞こえる?) えるちゃんが作ってくれた、小型無線機で呼びかける。 (うん。よく聞こえる。感度は良好だねっ) (良かった。……機人の数が多すぎるね。 ここを抜けようとすれば、間違いなく 戦闘になる。みんないけそう?) (準備万端だよ。作戦会議で決めた通り、 メインの戦闘は『女児力』が強いチームで。 敵を引きつけるよ!) (了解!みんな、無事で辿り着こう!) ザッ!! 哨戒中の機人の集団の前に、 わざと姿を見せる。 「ギギギギギギギィィ!!!」 一斉に機人が反応し、すごい勢いで接近してくる。意識を集中し『女児力』を高め…… そのまま、跳ぶっ!! ドウッ!!! 「ギギギ……!!」 機人の視線は自然と上を向く。 そして銃を構え、わたしを仕留めんとする。 でも、それじゃ……遅すぎるよっ!! 「おらあああああああっ!!!!!」 アナザーはもはもちゃんの『力』を込めた蹴りが、機人の足に炸裂する。 その威力は機人たちの足を払うどころか、 足のパーツを思い切り吹き飛ばした。 ガクン……と、崩れ落ちる機人。 そこに、わたしが、決めるっ!! 「メテオ・ストライ────クッ!!!!」 ズドオオォォン!!!!! 上に向かってジェットのように『女児力』を噴射して、加速したかかと落とし。 機人ごと地面が割れ、岩や破片が弾け飛ぶ。 ……ちょっと、やりすぎたかも……。 「はもはもちゃんの女児力、すごいね……。 まるで隕石が落ちたみたいになってるよ」 ライジングちゃんたちも無事に機人を倒せたみたいだ。 こちらの戦いの跡を見て、若干引いている……。 やめて。怪物を見るみたいな目でこっちを見るのやめて……! 「……ん。また、機人が来るよ。 結構な数だ。みんな、警戒して」 古代ちゃんの言葉に、全員が臨戦態勢に移行する。 古代ちゃんは、他の誰よりもカンに優れている。まだわたし達には駆動音も聞こえないけど……間違いなく、こちらに向けて集まってきている。 (A班はあっちの瓦礫の下に。 機人が来たら、さっきと同じように 注意を引くよ! B班は大きく迂回して挟み撃ちにしよう。 C、D班は後方で待機。 他の機人を見つけたら報告して!) (了解!) 何度か戦って学んだ事だけど、機人はチームでの作戦は得意ではない。 数機で集まって行動する事はあれど、 それぞれが独立して敵を狩ろうとするため 連携攻撃はほとんど皆無なのだ。 それなら、言葉に出さなくてもある程度の 意思疎通ができるようになったわたし達に分がある。 まさか、ここまで機人を脅威に感じなくなる日が来るなんて────。 (こっ、こちらD班!機人がすぐ後ろにいるよ!気をつけて!) 「えっ!?さっきまではいなかったのに!」 「これって……まさか、前方の機人が わたし達の注意を引きつけてたの!?」 ……まさか。 機人のAIが、アップデートされてる? さっきまでバラバラに動いてたのは、 わたし達を油断させるための、罠…………!? 「ギギギギギィ!!」 ズガガガガガガガ!!! 人間が食らえばひとたまりもない威力の 機銃が掃射される。 ぐっ……!!防御が、間に合わな……!! 「『慈愛空間』!!!」 「『現実強壁』!!!」 ガギギギギギン!!!!! 「みっちゃん!ぐれあちゃんっ!!」 「みんな!大丈夫っ!?」 守りの力を持った2人が、強力なバリアで 皆を守ってくれた……! 「うんっ!ありがとう!! 気をつけて!たぶん機人のAIがアップデートされてる! ここからは連携攻撃を仕掛けてくるよっ!!」 「了っ……解!」 「『女児力』を全開で行くぜ……! 少しは楽しませろよな!!」 …………………… ……………………………… ………………………………………… 「はぁっ、はぁっ、はぁ……! き、キツかったぁ〜〜!」 1時間後。 全員の頑張りでなんとか辺りにいた機人は 殲滅できたものの、思った以上に力を消耗してしまった。 だけど、ここで休んでいたらまた増援が来るかもしれない。 そうなってしまえば、もうジリ貧だ。 先に進むしかない。 「行こう!まずは天川学園に辿り着かなきゃ!」 戦いながら少しずつ移動していたおかげで、 天川学園は目と鼻の先だ。 バラバラになった機人のパーツを乗り越えて歩いて行く。 機人は見当たらないけど、人間の兵士もどこかにいるはずだ。 物陰に潜んでいるのだろうか? それとも、地下でわたし達を待ち構えているのだろうか? 嫌な想像を振り払いながらも、周囲への警戒は怠らないようにしよう。 「ひっ……!? なっ……なに、これ……!?」 突然、猫丸ちゃんが小さく悲鳴を上げた。 「どうしたの、猫丸ちゃん! …………っ!!これ、は……!!」 兵士達が、死んでいる。 まるでゴミのように死体が一箇所に 集められ、うず高く積まれている。 その身体には無数の銃創がある。 恐らく、機人にやられたんだろう。 「猫丸ちゃん、見ちゃダメッ!! こんな……どうして……!一体、誰が……」 「誰が……と問うなら、その答えは 明確だろうさ。Dr.マッド……だろうね。 大方、用済みになったから処分した、ってところじゃないかな?」 死体を見て動揺しているのを隠そうとしているのか、あえて冷たい言い方をするしおんちゃん。 だけど、その声はかすかに震えていた。 「……っ、行こう、みんな。 兵士がいないのは好都合だ、って…………。 そう考えるしか、ないよ」 地下へと続く階段は、簡単に見つかった。 逃げも隠れもしない…………そういう事だろうか。 兵士達の死体を見てしまい、わたし達は少なからず動揺している。 『女児力』も、ここに来るまでにかなり消耗してしまった。回復する猶予もない。 ……それでも、やるしかないんだ。 「待ちな。アチキの力じゃあ全員を全快にゃできねェが、ないよりはマシだろうサ。時間の進みをゆっくりにするからヨ、みんな、少しでも休んでくれよナ」 御滴ちゃんが皆を気遣って、符号の力で休む時間を作ってくれる。 全快できるほどではなくても、休む事ができるのはとてもありがたい。呼吸を整え、精神を集中し、身体を休める。 現実時間では1分ほどの間だったが、御滴ちゃんの能力で、わたし達は1時間程度の休憩を取る事ができた。 「さぁ、最終決戦だ! みんな、行こう!!」 コツ、コツ、コツ……。 みんなに力強く呼びかけ、階段を下って行く。照明はところどころにあるものの、地下はかなり暗く、数歩先の距離を見るのでやっとだ。 こんな所、ただいるだけで気が滅入ってしまいそうだ。Dr.マッドは、一体いつからここにいるんだろう。のじゃ猫ちゃんの言う通り、 もはや正気ではないのかも知れない。 …………だけど。 わたしは、希望は捨てたくなかった。 何人もの「他の世界」のアリアちゃんを犠牲にしていても。 自分の都合のために、現実の世界を侵食しようとしていても。 彼女は、アリアちゃんなんだ。 きっと、話せば分かる。 能力を解除して、全て元通りにしてくれる。 そう、信じたかった。 第8章(中編)へ
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峠山 凹 更新日:2019/12/20 Fri 14 28 42 タグ一覧 創作注意事項 ネタやパロディOK! 各種創作に自由に使ってOK! カラーや服装のアレンジもご自由に。 (むしろ描いていただけるととても嬉しいです) 目次 プロフィール セリフ 人物像 容貌・服装 人間関係 女児符号 各作品での活躍登場作品名 関連人物家族 アナザー 関連イラスト 描いていただいたイラスト 山上下のTwitterアカウント プロフィール 愛称 凹 本名 峠山凹(たおやまヘコ) 年齢 9歳くらい 誕生日 2月11日 身長 138cm(耳は含まない) 体重 ノートパソコン5台分 一人称 ワタシ 二人称 キミ 好きなもの 体を動かすこと、甘いお菓子 嫌いなもの 邪魔をされること 趣味 スイーツめぐり、トレーニング セリフ ※凹はセリフの語尾をカタカナにして話す。 「フフフ、小さいからって甘く見てると痛い目見るゾ」 「きゃーーー!のじゃ猫ちゃん齧るのやめテ」 「もう、お兄ちゃん煩いヨ…」 人物像 一人の科学者によって生み出された生体兵器の少女。 すばしっこく人間より頑丈で怪力の持ち主。 普段は兄の研究を手伝っており、生体兵器の調整や自身の能力の向上にむけてトレーニングをしている。 そんな彼女だが、他の女児と遊んだり街へ出かけて大好きなスイーツを食べたりと女児らしい一面も。 兵器として生まれたが本人は破壊を楽しんでいる訳ではなく、女児だけの平和な世界を望む為に活動するのだ。 眠る時は培養層の中ですやすやプカプカと眠っている。 容貌・服装 全体的にカラフルな見た目をしておりネズミのような耳と尻尾が生えている三つ編み。 オッドアイは見たものを記憶しスクリーンのように映し出せる。 手足の緑色部分は形状変化が可能。 空中や水中などを翼や鰭に変化させ移動したり日常だけでなく戦闘での武器にする事も。 人間関係 のじゃロリ猫ちゃんとはト○とジ○リーのような仲である。 女児符号 女児符号 なし 各作品での活躍 登場作品名 関連人物 家族 峠山 左右太(兄) アナザー ??? 関連イラスト imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ここに画像のURL) 描いていただいたイラスト imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ここに画像のURL)
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「夢の、中…………? この、世界が……?それって、どういう……」 「そのままの意味よ。ここは、現実の世界ではない。 Dr.マッドが、自分の思い描く理想を叶えるために作り出した仮初の世界なの。 現実に限りなく近いシミュレーション空間、とでも言うのかしらね」 「で、でもっ!わたし達には生まれてから今までの記憶があります!それに今だって、こうして物に触ったり、みんなと話したりできて……」 そこまで言ってから、ゾッとした。 記憶も、感覚も、全てわたし達が勝手にあると思い込んでいるだけのものだとしたら? 全部全部、作られた偽物だとしたら? じゃあ、わたしという人間は? 周りにいる、みんなは? 本当に 実在 するの ? 「うっ、うわ、わああぁっ……!!!」 「落ち着いて、はもはもちゃん!! ごめんなさい、言い方が悪かったわね。 あなた達はここに存在するわ。間違いなく。 ……ただ、『あなた達がどう存在するか』は、あくまでDr.が想像しているものなの。 Dr.の『符号』は平行世界の自分自身に意識を飛ばすもの。恐らく彼女はそれを途方も無い回数繰り返す事で、未来予知に近い精度のシミュレーションができるようになった。 そして辿り着いた平行世界の果ての果て、思い描いた空想が現実になる世界で、彼女は自分だけの理想の世界を作ろうとしているのよ。 本来、『宇宙人の侵略を装って人類を全員シェルターに閉じ込める』、『対抗して作られた兵器を全て乗っ取って人類を抹殺し、女児しかいない世界を作る』なんて現実には実行不可能な計画ばかり。だけど、この世界ならそれができてしまう。 Dr.マッドは既に、この世界を好きに作り変える事ができる『力』を手にしている。 ─────『禁忌符号』と言われる力よ」 ──────────── 私には、何もない。 どこまで平行世界の移動を繰り返しても、 私が望む世界はどこにもなかった。 だけど、それでも。 私は、あの思い出を永遠にしたかった。 …………始めは、ただそれだけだったのに。 どこで、間違えてしまったのだろう。 「アリアちゃん!突然だけど、今日お家に行ってもいい?」 「えっ、今日……? ……うん、お父さんもお母さんも帰りが遅いから、たぶん、大丈夫だよ」 「良かった!こないだ貸してくれた本の続き、読みたいなぁって思ってたんだ!」 「はもはもちゃん、あの本……気に入ってくれたんだね。嬉しい……!」 「うんっ!それにね、アリアちゃんと遊ぶの、とっても楽しいから!」 「えっ……えへへ、ありがとうっ。 私も、はもはもちゃんと遊ぶの、 好きだよ……!」 …………………… ……………………………… ………………………………………… (アイツ、誰とも話さないで本ばっか読んでて 暗いよな。少しは打ち解けようとか思わないのかね) (シッ、聞こえるよ!) (構うもんかよ。どうせ本に夢中で聞いちゃいねぇだろ) 「……………………………………」 …………………… ……………………………… ………………………………………… 「ねぇ、アリアさん、今日みんなで飲み会やるんだけど……良かったら、来ない?」 「………………私は、大丈夫。みんなで、 行ってきた方が、良いよ」 「そ、そう?それなら、良いんだけど……」 (なんであの子なんか誘うのよ。どうせ来たって一言も話しやしないでしょ?来るわけないんだし誘うだけ無駄よ) (一応形だけでも誘わないと後味悪いじゃん。 断ってくれて良かった。来るって言われたらどうしようかと……) 「………………………………………………」 …………………… ……………………………… ………………………………………… こんな世界に、価値なんてない。 どいつもこいつも自分の事ばかり。 他人に興味なんてないくせに、 私はそうじゃないですってツラした偽善者 どもが、偉そうに他人を見下している。 こんな世界は、滅んでしまえば良い。 私は、私だけの理想の世界を作る。 あの頃の美しい記憶だけが永遠になる世界。 そして、その世界を現実に『上書き』し、 仮初ではない、紛れも無い現実にするのだ。 そのために必要な人員も、機材も、この世界なら好きに用意できる。 私の『禁忌符号』は、間もなく完成する。 怯えろ、人類ども。 お前たちは、お前たちが生み出した 私という怪物に、滅ぼされるのだ。 ──────────── 「禁忌符号……? それって加速符号みたいな、 女児符号の一種なんですか?」 「確かに、女児符号から派生したものよ。 だけど、アレはそんな生易しいものじゃない、『あってはならない力』なの。 女児符号はね、実は他の人に渡すことができるの。自分がもう女児じゃなくなる時、自分では力を使いこなせないと思った時、そして……何らかの要因で、死んでしまう時。 相手の子の手を握って心から強く願えば、力を譲り渡す事が出来る。 私はそれを、『継承符号』と呼んでいるわ。 能力の相性にもよるけど、譲り受けた人の『符号』は2つが合わさって強くなる事が多いの。 ───だけど、禁忌符号は、相手から無理やり力を引き剥がす事で発動する。合意を得ずに力を奪い取れば、その相手は命を落とす。 だから、それは絶対に存在してはならない、禁忌の力なの。 Dr.マッドは、平行世界の自分自身から力を奪い取り続けた。そうして異常な数の自分の力を積み重ねて、ついに辿り着いたのが、この世界。私達は普通に暮らしているように感じているけれど、この世界は強い願望が形として現れるようになっている。 猫丸ちゃんが作ってくれた牧場が良い例ね。たぶん、『本来の世界』にいる猫丸ちゃんの符号は、想像を『一時的に』実体化するだけ。あんな規模の大きなものを、ずっと残しておく事はできないはずよ。だけどこの世界なら、それができてしまう。Dr.マッドにとっては、理想を形にするのに最適な場所というわけ」 禁忌、符号…………。 それってつまり、Dr.マッドが力を手に入れるためだけに、平行世界にいた何人ものアリアちゃんの、命が…………。 「うっ、ぐ……うぇっ……うえぇっ……!!」 思わず、吐き気を催してしまう。 こんな事をするためだけに、アリアちゃんが何回も何回も、力を奪われて、無意味に殺されただなんて……!! 「はもはもちゃん、大丈夫?……気持ちは、分かるわ。 大切なお友達がそんな目に遭ったと知れば、誰だって許せない。もう、今のDr.マッドはかつての彼女とは別人よ。 目的のためなら、平気で何もかも犠牲にできてしまう。平行世界にいる、自分自身の命でさえ、ね」 信じられない。 わたし達しか存在しない世界を作る? その世界を、永遠に残す? そんなくだらない目的のために、 何も知らないアリアちゃんを、 犠牲にするなんて……!! 絶対に許せない!! 「Dr.マッドは、禁忌符号を使って今私達がいるこの世界を、現実の世界に上書きするつもりでいるの。そうする事で、夢は現実になる。現実では起こり得ないはずの機人の暴走や人類の死滅が、本当の事になってしまう。そうなる前に、彼女を倒さなくてはいけないわ。もう一刻の猶予もない。 ……さっきの無線で、計画が最終段階に入っている事が分かった。猫が焦っていたのは、そういう事よ。 危険な戦いになるから、本当は急かしたくなんてないけれど……時間がないの。 お願い。世界のために、Dr.マッドを倒して……!」 「待った。時間がないのは承知だけど、ひとつだけ、確認させて欲しい」 今まで黙って話を聞いていたしおんちゃんが、凛とした声を上げる。 「ええ。何でも答えるわ。どうしたの?」 「Dr.マッドを倒すのは良い。世界を救うための戦いだからね。だけど、彼女を倒せば ───この世界は、どうなるんだい?」 「ッ…………!!」 初めて、神楽坂さんが言葉に詰まる。 みんな、なんとなく察してはいた。 それでも、しおんちゃんが口に出したのは。 たぶん、神楽坂さん本人から、 答えが聞きたかったからだ。 「………………Dr.マッドは、この世界を形作っている張本人。彼女を倒せば、この夢の世界は、ッ…………消滅、するわ。 私達が歩んだ歴史も、存在も、全てがなかった事になる。 現実の世界に影響を及ぼさないようにするためには…………これしか、方法がないの」 「…………うん。分かっていたよ。 だけど、その言葉を直接聞きたかった。 偽らずに話してくれて、ありがとう。 神楽坂さん」 「う、うぅ…………ごめんなさい、 ごめんなさい…………!!こんな大切な事を、ずっと黙っていて!! 隠していたんじゃ、ないのっ……!言い出す勇気が、なかったのよ……!!私は、貴女達を失うのが怖くて……ずっとずっと隠している事しかできなかった……ただの、臆病者なの……!!」 「神楽坂さん、お願いだ、泣かないで。 私も、問いただすような事をしたかった訳じゃないんだ。 みんなも、きっとそうだろう。 ただ……決戦の前に、覚悟を決めておきたかった。それだけの事だよ」 しおんちゃんがちらりとこちらを見る。 強く、頷く。 皆、覚悟は決まった。 戦いに勝てば、今ここにいるわたし達は、 消える事になるだろう。 だけど、自分達が生き延びるために、現実世界で今も生きている別のわたし達を、見殺しにするわけには行かない。 行こう。 Dr.マッドとの、決戦の地。 のじゃ猫ちゃんが、最後の力を振り絞って 教えてくれた場所。 天川学園へ。 第8章(前編)へ
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ソル・グランディ 「フ…私について書くのか?マスコミの取材は極力避けたいんだがな…」 更新日:2019/12/07 Sat 05 03 32 タグ一覧 烈日灼光ソルブレイリオン 概要 プロフィール 愛称 ソル 本名 ソル・グランディ 年齢 21歳 誕生日 7月26日 身長 165cm 体重 ??kg 一人称 わたし 二人称 〇〇 好きなもの ラーメン、肉 嫌いなもの 怪異、虫、キーキー音 趣味 特になし 人物像 単純明快、明るく、人の指標となる様な人物。 統合軍の特機操者のトップエースで、仲間内からの信頼も厚い。 かつては少しおてんばであったらしいが現在は落ち着いており、礼儀正しいクールビューティとなっている。 だが、旧友の前だと少しだけ地が出てくる模様。 機鬼の侵攻時から戦乱に巻き込まれ、戦ってきたらしいがその詳細は一切不明。 ここ数年で特機操者の腕だけでのし上がったという。 常にサングラスをつけているが、これはかつて負った怪我が原因だとかなんとか。 趣味 かつてはしっかりとした趣味があったらしいが、戦いに赴く日々のうちになくなってしまったらしい。 女児符号 女児符号 不明。 「烈日灼光ソルブレイリオン」未来世界においては、加齢と共に加速符号以上に到達出来なかった者達は能力を失っている為、恐らく非能力者である。 各作品での活躍 烈日灼光ソルブレイリオン 未来世界において統合軍極東支部の特機大隊の指揮権を持つ、特機隊のトップに君臨している。 まるで長年特機に乗り込んでいたかのように操縦が卓越しており、追いつけるものは数少ない。 その輝かしい戦績からか、統合軍を象徴するアイドルとしての顔を持ち合わせている。 親友であるカッツェの提示した「超人機計画」においても彼女を中心に据えた基軸の特機種が製造されていた。 その超人機計画にて製造された試作特機・ディストリオンの稼働実験を行った際、主機である縮退炉が暴走。制御できず、当時試験会場であった遠方の基地諸共消滅。行方不明となってしまった。 それ以降完全に表舞台から姿を消し、彼女は名誉の戦死者として祀り上げられた…。 関連人物 カッツェ・クライス 機鬼の侵攻以来のパートナーで、彼女が最も信頼できる人物。 十年前の機鬼の初期侵攻の頃よりの長い付き合い。 カッツェ主導のもと行われたディストリオン稼働実験の際、主機である縮退炉の暴走によって行方不明となった。 ドクター 統合軍極東支部の技術者兼科学者兼医者の白衣の人。 普段は自前の研究室に閉じ籠って謎の実験をしているが、時折軍の新型兵器や新薬など、表向きに真面目な仕事もこなしている。 戦傷を伴う事がしばしばあった為か、そのたびに新薬の実験体にさせられた。 日進好香 統合軍極東支部の特機操者。 ソルと同じくエースパイロットであり、幾度となく腕を競った仲。 彼女が仲間内で誰よりも早く結婚した事に驚愕し、躍起…もといヤケになって、戦場に立つ時以外に婚活に忙しもうとした事がある(カッツェらに止められた)。 ソーラ カッツェが作り上げた補助管制システム。 システム内部にはソルの操縦技術のレコードが保存されており、それをベースに操縦補助をさせる…という事を目的として開発した。 暁星 旭 現代世界において平和に暮らす少女。 髪色などが似ている気がする。 「まぁ、あの時はこうするしかなかったんだ」 経歴不明なソル・グランディ。 その正体はかつて女児小学生、ライジングちゃんこと暁星旭であった存在。 十年前に起きた機鬼の侵攻時、突如目の前に出現した特機「太陽剣」で応戦して以来ずっと戦場へと立ち続けた悲劇の戦乙女。 奮戦空しく敗北し、世界中が機鬼の手に落ちる事となってしまった際、何処から漏れたか彼女らは戦犯者として指名手配されてしまい、他の女児共々孤立。 その際に身分を偽りソル・グランディとして第二の人生を受け、機鬼を殲滅する為に戦い続ける事となった。
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フクジ 更新日:2020/02/09 Sun 11 20 40 タグ一覧 創作注意事項 ネタやパロディOK! 各種創作に自由に使ってOK! カラーや服装のアレンジ可! それはそれとしてこの場所のことよくわかってない新参者なのでもしよければご指導願いたい…DMとかで… 目次 概要 プロフィール 人物像 容貌・服装 趣味 女児符号 各作品での活躍登場作品名 関連人物家族 アナザー 関連イラスト 私のTwitter垢 概要 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 プロフィール 愛称 フク ジー 本名 フクジ 年齢 6ちゃいでちゅ!(大嘘) 誕生日 1/3 身長 118cm 体重 107kg 一人称 私、俺 二人称 おねーちゃん、ぼくちゃん 嬢ちゃん、坊主 好きなもの 子供 嫌いなもの 大人 趣味 ジーと喋ること フクと駄弁ること 人物像 多重人格者で、昔は5つの人格が混在していた。その分名前も長かったのは面白話。今ではフクとジーの2人だけ、体内で他3人の死体を抱えて生きている。本当の年齢は15歳。3つの人格の死と共に、フクジの年齢、そして全世界の時間が巻き戻されたのだ。小学生を「おねーちゃん」などと可愛がるように呼ぶのはそれが由来。だって15歳だもん。 フク 女の子の方。主人格。罪を憎んで人を憎まず、大人しい良い子。 ジー 男の子の方。悪いのはどうしようもない罪人だって感じのかなり激しいロックなボーイ。 容貌・服装 体重はアレだが容貌は一般女子小学生。ただ、生まれてこのかただっこされたことはない。服装にはよくインドアチックなものを採用しているが、「暑苦しい!」とよく脱ぐジーのために下にいちいちタンクトップをつけなければならない苦労人。多重人格大変やんね。 趣味 お互い喋るのが好き。人生共に歩んできたからそりゃそうだろう。 女児符号 女児符号 ハート 複数の人格を持つ。また、人格達は独自に能力を持っていて、それの一部を主人格に貸すことができた。昔は様々な能力を一身で使えたつよつよパワーだった。加えてその能力の持ち主である人格が出てくればその間その能力しか使えなくなるが格段に強くなるという能力もあったが、今ではそれはジーだけのものになってしまっている。そしてジーの能力は… 女児符号 ジー 人格それぞれが持つ4つの能力の中で最弱だった能力(本人談)。能力の内容は、傷を負った時にその原因に半分程度返すというもの。自らの傷もその分は回復するが、武器による攻撃を受けた場合などはその武器にダメージが跳ね返るのが最弱の所以。一応、跳ね返りは回避手段が無いので、素手で戦う敵相手ならまともに戦えそう。それでも、ハートによる多重人格内包の副作用、人数分の体重の方が殴り合いには強い気がするのは言ってはいけない。 加速符号 レオ 今は亡き人格「レオ」が磨き上げた加速符号。想いの力をエネルギーとして放出することができる。発揮のし辛さはジーに次ぐが威力はお墨付き。 加速符号 ラー これまた故人格「ラー」の遺した代物。自分の物から代償を出すことで魔法的攻撃を放つことができる。余談になるが、生前ラーは仮面ライダーオタクで、100円で遊べるゲーム機から1プレイ1枚出てくるカードを、泣きながら代償にしてすごい威力の魔法的攻撃を繰り出していた。すごい威力の攻撃を放つことができたということはそれだけ大切な物を捨てたということ。ラーのメンタルには目を見張るものがあった。攻撃威力に対する自分へのダメージはジーに次ぐ。 加速符号 ヘリ これまたもう死んでしまった「ヘリ」のもの。発動すると肉体が数秒だけ超強化される。ヘリ自身が使わないとその効果時間は1秒に満たないだろう。やはりこの扱い辛さ、ジーに次ぐ。 加速符号 ??? 覚醒の兆し有り。期を待つべし。 各作品での活躍 登場作品名 関連人物 家族 アナザー 関連イラスト
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それいけ!お天気娘ズ オリジナル女児 符号保持者 ⚡️雷堂 セツカ⚡️ 創作注意事項 小説イラスト等あらゆる創作で自由に使ってOK カラーや服装のアレンジ可 ネタやパロディOK 目次 概要⚡️プロフィール 人物像 容貌・服装 趣味 女児符号⚡️女児符号 『電光石火』 加速符号『????』 各作品での活躍⚡️それいけ!お天気娘ズ 関連人物⚡️それいけ!お天気娘ズ 頂いたイラスト⚡️ ライジングのTwitterアカウント 概要⚡️ プロフィール 愛称 セツカちゃん 本名 雷堂 セツカ(らいどう せつか) 年齢 11歳 誕生日 7月4日 身長 145cm 体重 ??kg 一人称 ワタシ 二人称 〇〇、年上などには〇〇さん 好きなもの 走ること、ロックンロール、酸っぱいもの特にレモン 嫌いなもの チューインガム、ネズミ 趣味 ギター演奏 人物像 ツンツン系クールな女の子。 チャームポイントはもみあげ部分のイナズマヘアー。どういう原理か不明だが彼女の意思で動かすことができる。あまり多くを話そうとしない無口なところもあるがおしゃべりなライジングちゃんと一緒にいることで最近はよく話すように。またその見た目のツンツンさと本人の不器用な対人関係スキルから誤解されてしまうが当人の心は優しい子なのである。 容貌・服装 髪の毛は明るい金髪をしており黒のメッシュが所々入っている。もみあげ部分のイナズマはたいそう鋭く帯電しているためか触ると静電気が起きてしまう。 お気に入りの服は濃い黄色~明るいオレンジ色のパーカー、中に黄色にイナズママークが入っているTシャツを着ている。 下はホットパンツを履いており動きやすさを重視していることが分かる。 趣味 後述する彼女自身の女児符号によりどこでもエレキギターを鳴らすことができる。ただまだ彼女は練習中でありあまり上手くはない様子だ。 女児符号⚡️ 女児符号 『電光石火』 『電光石火-でんこうせっか-』雷の力を使い超高速で移動を可能とする。そのパワーは彼女の持つ雷槍を回転させることによって出力を上げることができる。 槍を投げ相手に突き刺し避雷針のようにして溜めた電力を確実に相手に叩き込む戦い方を好んでいる。 加速符号『????』 現在未設定 各作品での活躍⚡️ それいけ!お天気娘ズ ライジング-暁星 旭-がマーベラスマッドネスとの戦いを始めたのと同じ時期に同じく女児符号でもってチンピラと戦っていた雷堂セツカ。「こいつらの相手はワタシがやる。アンタはすっこんでろ!」そういうセツカはライジングちゃんと戦い始めた。そして互いの実力を認め共闘関係に至った。 関連人物⚡️ それいけ!お天気娘ズ ライジング-暁星 旭- ☀️お人好しなやつだなと呆れているも自分もその影響を受けていることに気づき困惑している 雨宮 五月 🌧細かなところで叱られているが悪くないなと思っているその様子はまるで夫婦 風祭 嵐華 🌪金持ちはいけ好かないと思っていたがあまりの毒のなさにあっけにとられている。 雪光 兎羽 ☃️何考えてるのかわからないけど戦いの中で一番強いのはコイツだと思っている エクリプス-暁星 明- 🌑友達と同じ姿をしておりマネヤローはワタシが倒すと息巻いている 頂いたイラスト⚡️ あどそん@ソルブレスタンプ着工/@Adoson_Flash
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タグ一覧 それいけ!お天気娘ズ アナザー女児 暁星家 符号保持者 エクリプス-暁星 明- 創作注意事項 小説イラスト等あらゆる創作で使うときには相談を 服装のアレンジ可、イメージカラー変更不可 ネタやパロディOK 目次 概要プロフィール 人物像 容貌・服装 趣味 女児符号女児符号 『日蝕』 加速符号 『日蝕・星喰』 究極符号 『日蝕・八咫烏』 各作品での活躍それいけ!お天気娘ズ 関連人物??? それいけ!お天気娘ズ 関連イラスト 頂いたイラスト ライジングのTwitterアカウント 概要 プロフィール 通称 エクリプスちゃん 後に与えられる名 暁星 明(あけぼし あかり) 年齢 11歳 誕生日 7月26日 身長 140cm(私はちゃんと測定してます) 体重 そのデータに意味はあるのですか? 一人称 私 二人称 〇〇(呼び捨て) 好きなもの 孤独 嫌いなもの 人付き合い 趣味 趣味は必要ありません 二つ名 反転する因子、闇く輝く者、もう一つの太陽 人物像 ライジングちゃんと瓜二つの見た目をしながらもその瞳は冷たく暗く… 人工的に作り出された女児符号保持者、生まれながらにして加速符号まで使いこなせている。 当初は感情の起伏が薄かったのだなオリジナルの存在が内なる対抗心を燃やして変化をもたらしたか…? 容貌・服装 ライジングちゃんの服装の色違いを用意したのはある人物の趣味だとか。 太陽の髪飾りに対して日蝕の髪飾りを用意する周到ぶりだ。 髪の毛の色は銀色でツインテールが長い、アホ毛が跳ねている、後髪が長くストレートなどの違いが見受けられるが顔はそっくりそのまま、若干目つきが悪いくらいで同じなのである。 趣味 生まれたばかりで闘いばかりの彼女、平穏な生活を送れる時に趣味が生まれるか… なおお天気娘ズでの登場が少ないが私ライジングのツイートで度々スマ◯ラにお熱だったりライジングちゃんに負けじとコスプレ披露してたりするのは公然の秘密である。 女児符号 女児符号 『日蝕』 『日蝕』と書いて『エクリプス』と読む。 自身の生命エネルギーを熱/光エネルギーに変換して放射する能力。 この能力は元となったライジングちゃんと同じ能力であるが放たれる光が黒いものとなっている。 また他者を癒すヒーリング効果は伴ってはいない。 加速符号 『日蝕・星喰』 「エクリプス・アブソープション」と読む。 独自の進化系でありエネルギー系の攻撃を全て吸収して自身の力と変える、この能力があるためオリジナルに比べて継戦能力が高い。 しかしながら物理攻撃は吸収不可能なので相手を選ばなければならずまた日蝕・星喰発動中は身動きが取れず女児符号「日蝕」を発動することもできない。 究極符号 『日蝕・八咫烏』 こちらは「エクリプス・ヤタガラス」と読む。 それいけ!お天気娘ズにてライジングちゃんを庇い命を落とした際にライジングちゃんの究極符号「暁天・鳳凰」の力を受けて蘇生した際に覚醒したエクリプスの究極符号。 こちらも回復能力を持たないが太陽の化身の名を冠するようにその攻撃力、機動力は目を見張るもの。 各作品での活躍 それいけ!お天気娘ズ 邂逅 エクリプス初登場のエピソード、ここから度々お天気娘ズ達と相対することとなる。 関連人物 ??? ライジング-暁星 旭- 自身のオリジナル、だが力は私の方が上だと思ってる シャイニング-暁星 輝- 目を輝かせてこちらを見てますが私はあなたの姉ではありません 暁星 天晴 …この人、にがてです。 暁星 明斗 ……この人もにがてです。 それいけ!お天気娘ズ 雨宮 五月、雷堂 セツカ、風祭 嵐華、雪光 兎羽 あなた方の力など私の糧としかなりません。 関連イラスト ライジングちゃんとエクリプスちゃん描きわけ備忘録 頂いたイラスト シヴァ化け猫/@shivabakeneno はもはも/@chairmansplash あどそん@ソルブレスタンプ着工/@Adoson_Flash
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長寝淡雪 更新日:2021/10/20 Wed 22 02 08 タグ一覧 創作注意事項 ネタやパロディOK 各種創作に自由に使ってOK カラーや服装のアレンジ可 目次 概要 プロフィール 人物像 容貌・服装 女児符号 オウマがトキ店員として 各作品での活躍登場作品名 関連イラスト Twitterアカウント 概要 いつもおねむな、生霊の女児。 ──夢を見るのが怖かったら寝られるまでお話してあげる ──一人で休むのが辛かったらみんなを連れて行ってあげる ──疲れているなら何もわからない夢の深いところへ わたしはそういう夢でみんなを癒すの プロフィール 本名 長寝 淡雪(ながね あわゆき) 年齢 11歳 誕生日 10/10 身長 149cm 一人称 わたし 二人称 あなた 若しくは ○○ちゃん 好きなもの 絵本、童謡、甘いもの、毛布、羊 趣味 読書、歌 人物像 夢の世界で暮らし「もう起きていられなくなっちゃったから こっちで起きて向こうが悪い夢だったと思うことにしたの」と語る生霊の女児。 言葉の通り現実世界の肉体は小学5年生の頃からずっと眠り続けていて、生命こそ維持しているものの約十年間一度も目覚めていない。 訳あって現実から逃げて来ている。 夢の世界では思うがままに絵本を読んだり歌を歌ったり、夢の中でも眠っていたりして過ごしている。自分の夢に人が迷い込んでくることもあり、淡雪は客として温かく迎え入れている。迷い込んだ人の望む夢を見せることもできる(後述)。 また、それとはまた別の夢の世界にある喫茶オウマがトキの店員でもあり、そこに滞在していることも多い。淡雪の夢と地続きなのかは不明だが、行くには眠りを経なければならない。 絵本や童謡など子供っぽいモノが大好きで、いつも癒しを求め、他人を癒すことも得意。 優しくておっとりしたマイペースな性格だが、寂しがり屋でもある。 肉体は眠っているはずなのに、いつも眠い。 容貌・服装 白みがかった薄い緑色のふわふわした髪を持ち、頭頂には二股に分かれたアホ毛がある。また、横毛は羊のツノのように渦を作っている。 群青色と青緑色のグラデーションがかった瞳はいつも眠たげで、どこか憂いを帯びている。 普段は薄い黄色のルームワンピースを着ているが、オウマがトキに居るときはお店の制服を着用。 女児符号 女児符号 夢枕 眠気をもたらすことと、夢を操ることができる。 楽しい夢で和ませることも、悪夢を見せることもある。 オウマがトキ店員として 夢の世界にある本とお菓子の喫茶店「オウマがトキ」で働いていて、主に接客などを担当する。 自分の夢に迷い込んできた人をオウマがトキに招くこともあり、お客さんと話すことが好き。 しかし、業務中でも眠ってしまうことも多く店員のフロートにはよく叱られている。 お菓子作りの腕前は並の小学5年よりは僅かに上回るが、店内では不器用な方。 みんなについていけるよう、眠気を堪えながら頑張っている。 各作品での活躍 登場作品名 「喫茶オウマがトキ漫画」 関連イラスト